ハンバーグとツクネ
旦那Zが子供の頃の人気メニューといえば、
ハンバーグ、エビフライ、カレー。だいたいそんなところだ。

特に好きだったのは
マルシンの、ハンバーグ

100円も出せばおつりがくる凄いハンバーグだ。


ソースは無く、油もいらない。

プレーンなハンバーグの周りに
ラードのようなものがコーティングされていて、
フライパンに乗せると
じゅわ〜〜っと油が広がる。

未来派オートマチックハンバーグだ。('◇')ゞ



旦那Zは大阪人。

子供の頃に住んでいた近所に
エキスポランド(お母さん世代では万博と言われる)
があり、そこに遊びに行くとき、
必ずお弁当にはこのハンバーグが入っていた。


冷えても美味しいニクイやつなので、
しめったノリのおにぎりと、めっちゃ合う。


うまかったよなぁ(´ー`)



そんな思い出いっぱいのハンバーグ


奥様と結婚してから、

まったく食卓にのぼらなくなった。


(´▽`)ノ「ねね、ハンバーグにしようよ」


(-_-*;)「………。」


(´∀`)σ「ハンバーグ、ハンバーグ」


(-_-*;)「………。」




「嫌いなのー!」ヽ(#`Д´)ノ 

((( ;゚Д゚)))アワワワ



奥様はハンバーグが嫌いなのだ。
どうも練り物系がダメらしい。


奥様は中国上海で生まれ育った
生粋の中国人である。


でも
肉まんがキライ。
シュウマイが食べれない。
ギョウザは興味が無い。


そんな状況なのだ。



ある日奥様と焼き鳥を食べに行った。


もちろん注文するのは


「ねぎま!」( ´∀`)σ)∀`)


「うん!ねぎま♪」゚ヽ(*´∀`)ノ゚.ヽ(*´∀`)ノ゚.:



やっぱりねぎまは焼き鳥の大様だ。


ネギの甘辛い大人の味と
鳥のジューシーで柔らかな肉質。


「うまいなぁ」(´ー`)



ぱくぱく食べて、じゃぁ次に


「つくね!」(´▽`)ノ


「うん!つくね!」(*´▽`*)ノ

ンナΣ(´∀`)?


ツクネといえばハンバーグの鳥版といっても
差し支えない鳥ミンチのダンゴである。


それを勢いよくたいらげる奥様。



「鳥のツクネおいしいネ♪」(*´▽`)ノ

「………。」(-_-;)


「もう一本たのも〜っと♪」+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+


「………。」(-_-;)






「つくねってハンバーグと似てるやん?」(´〜`;)


「ぜんぜん違う!」ヽ(#`Д´)ノ 


((( ;゚Д゚)))アワワワ


ツクネッテ,ネリモノダッタヨネ,トウサン…_| ̄|○


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傘を部屋で広げる
今日大阪は雨だった。

使ったベチャベチャの
干してかわかすもの。

バサッと広げて、ベランダとか、玄関とか。

さすがに部屋で乾かす人は少ない。

だってベチャベチャになるもん。(-_-;)



部屋でを広げるっていう、
傘に関することわざ(伝説?)が
中国にあると奥様。



「部屋の中でをさすとね、
 子供は背が伸びないのよ」
d(゜ー゜*)o


ンナΣ(´∀`)?



…。

むむむ。
考えても考えても全く分からず。

これはかなり奥が深いことわざだ。




部屋が水びたしになって溺れ死ぬ?

傘のように横にだけ大きくなる?




「それってどういう意味?」(;´Д`)ノ



「えとねー。」d(゜ー゜*)o




「…知らん」(*´▽`)ノ


適当かい…_| ̄|○



結局由来は分からずじまいだったのだが、
奥様がもう一つ言ってきた。



「赤ちゃんを抱いて橋を渡ると、
 その子は大胆に育つ」
(*´▽`)ノ


 

ンナΣ(´∀`)?一休さんの問答?



「…意味は知らない」('-'*)


またしても放置プレイ_| ̄|○



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一休さん
奥様はアニメを見ない。
知ってるのは、ミッキーだけ。

プーさんは、黄色いクマ。

ピカチュウは、赤ホッペ。


そんな奥様はドラゴンボールも知らない。


たしか中国でも放送されているけれど、
それでもやっぱり見ていない。


ドラゴンボールといえば、


玉集めて欲望かなえまショー。


というのがだいたいの流れ。


どんなことでもかなってしまう、

ミラクルで世の煩悩の塊です。



舞台はよくわからんけど、
中国っぽいのがいっぱいでてくる。


それがドラゴンボール



中国で流行っていないのかと思うとそうでもない。

中国のサイトでも紹介を見たこともあるし、
実際、ボクが上海に行ったときも、放送していた。
もちろん中国語での吹き替え。


日本の国民的アニメを知らない奥様。

でも、知っていた日本のアニメがあった。


それは一休さん


「好き好き好き好き好きっ好き♪

愛〜して〜る♪」(*´▽`*)



というセクシーなテーマソングの一休さんである。




一休さんといえば

いろんな悩みをちっこい坊主が解決する。

名探偵一休。


そんな分かりやすい内容。



でも奥様はとっても不思議だったそうです。


「一休さんって考えてる時…

 変な音するよね?」
d(゜ー゜*)o




「…ん?するね」(´ー`)


「あの音ってナニ?」d(゜ー゜*)o

ンナ!Σ(´∀`;)



内容が分からないのではなく、

あの音が分からない。



「日本の何かの文化?儀式?」d(゜ー゜*)o


チョ、オマ…ヽ(´〜`;)


「どうしたら鳴るの?」d(゜ー゜*)o


(;´Д`)ノ ナルワケナイ




…あれは単なる演出やん?(*´▽`)ノ タブン


「………」(-_-*;)


「…納得できない!」ヽ(#`Д´)ノ 


アワワワ((( ;゚Д゚)))


そんなん僕もわからんやんー!
木魚の音だとしても、

勝手にどこでも場所選ばず鳴るのは恐ろしい。



そんな奥様にカンフー映画で人めっちゃとぶやん?
それを聞いてみた。

「めっちゃ飛びすぎ、ありえへん」(*´▽`)ノ


「ん〜。演出じゃん」d(゜ー゜*)o

(;´Д`)ノ ダカラ,一休サンモ…。



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